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        めるまが まい・るーじゅ  --- Vol.00 2001.Aug.16 ---
             
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■ Today's Topic ■
本日発刊いたします。あまり重たいメールもどうかと思いますので、なるべく軽く、
分かりやすくという感じに編集したいと思っています。中身としては、ショップの
新着・イベントと海外買い付けの時の体験やハプニングなどを紹介していきたいと
考えています。よろしくお願いします。
リクエストにも出来る限り対応しますので、御意見等があればお待ちしています。
                             (桜井 幹也)


 今週のコンテンツ ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

1.ショップ新着情報
2.オークション情報 −レアモノを格安で落札!−
3.摩訶不思議奇譚メルマガ版

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 1┃ ┃シ┃ョ┃ッ┃プ┃新┃着┃情┃報┃
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●アルゼンチン製牛革ウォレット
かの地は牛の生産が盛んな国で、その加工もバツグン!センスは、それこそタンゴ
発祥の地ですから要チェック。
http://ruej.ne.jp/shop/→クニで検索→アルゼンチン

●白檀彫ヒンドゥー神
お香などのよく使われる白檀。今では、高級素材のひとつでちいさな扇子などでも
非常に高くなりましたが、それをふんだんに使ったインドの彫刻です。傍らに置い
ているだけでも大変良い香りがしますよ!
http://ruej.ne.jp/shop/→クニで検索→インド

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 2┃ ┃オ┃ー┃ク┃シ┃ョ┃ン┃情┃報┃
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試験的に仕入れた商品を格安で提供しています。ぜひチェックしてみてくださいね!

●スネークボーンブレス
メインはスネークボーン、芯に通してある革は鹿、止め具は銀製です。鹿の皮は柔ら
かくて強度もあるのでしっかりしていますし、銀はこの国の北に住む部族の製作で、
高純度の銀を精錬することで知られています。素材はワイルドですが、見た目はあっ
さりと上品に仕上がっています。
Direct > http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d5379150

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 3┃ ┃摩┃訶┃不┃思┃議┃奇┃譚┃メ┃ル┃マ┃ガ┃版┃
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●エアポートクライシス −イラン 2000年2月−
空港は危ない。金持ちが集まっているからだ。しかも、到着したばかりの時はその国
の状況がまるでわからないため混乱もある。これは、そんな空港の物語。

さて、無事飛行場について一安心。もう帰るばかりだ。しかし、ひとつだけまだ気の
抜けない要素がある。それは、テヘランでの乗り換えだ。時間だけ純粋に見ると、
到着から出発まで1時間10分くらいしかない。しかも国際線と国内線は車で10分
ほど離れたところにあって、なかなか忙しい乗換えなのだった。ちょっとやり過ぎた
かなぁ。

テヘランへは時間どおりについた。第一関門はクリアってとこだ。だが、ターミナル
への送迎がバスという時間的に最も遅いパターンの便だった。なかなか迎えが来ない。
時間がないのでとてもあせる。ターミナルに着いたのが出発まで後1時間!!急いで
タクシー広場へ向かう。時間は深夜の1時だ。タクシーは沢山いる、ツイてる。早速
乗ろうと思って料金を交渉すると20000リエルなどとぬかしやがる!高い!他の
人に交渉して10000リエルで話をつけたが、ふっかけて来たおやじが、順番だの
俺の客だのと言ってまずい雰囲気になった。沢山の運ちゃん達がぞろぞろと集まって
きて、20000は妥当な金額だとか騒ぎ出す。そんな分けないだろ!やばい、時間
がないのに!しかし、沢山の親切を受けたこの国でこんな野郎に1円でも多くくれて
やるのは、親切だった今までの人たちの顔に泥を塗ってしまうような気がして譲れな
かった。しぶしぶ10000で出発することになった。(以下の会話は英語)

親父「どこから来たんだ?」

私「・・・・・日本。」

クソ親父「飛行機はいつ出るんだ?」

私(腹が立っていたので答えなかった。)

親父「英語分かるか?
   このまま私が飛行場へ行かなかったら、お前は日本へは帰れないんだなぁ。
   その辺りで降ろしてやろうか?」

私(!!飛行機の時間を聞いたのは、脅しに使うためだ!
  とりあえず、言葉は解らないふりをするしかない。)

親父「こんな少ない金じゃ、ちゃんと仕事できないな。」

かなりまずい!ちゃんと飛行場へ向かっているのだろうか?もし本当に明後日の方向
へ行ってるのだったらもう終わりだ。時間が無い!しばらくして、飛行場らしき建物
が見えてきた。こんなやつでも少しくらいは良心ってものがあるらしい。と、思った
のもつかの間、目の前の飛行場を前にUターンを始めた!!!言葉では通じないので、
目の前に見せてから遠くへ連れて行って、金を巻き上げようと言う腹なんだ!!いや、
実はここは空港じゃないのか?分からない。決断しなくては!!ターンでスピードが
落ちた瞬間にドアを開けて外へ飛び出た。なにやら叫ぶ親父を背に、一目散に空港と
思われる建物へ向かう。中に入ったらなにやら雰囲気がおかしい。しくじったか?
尋ねてみると、どうやら更に中の方らしい、助かった・・・。(完)


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